院長のひとり言

“心不全” について

今日は、心不全について呟いてみたいと思います。

心不全とは、ざっくり申し上げますと、心臓が異常を起こして、心臓のポンプ機能がおかしくなり、呼吸困難や、全身のだるさや、体のむくみなどが生じる状態であるとされております。

心不全の原因は様々ですが、

①心臓の左心室の収縮能力が低下した心不全(HFrEF : LVEF40%未満)

②LVEFの保たれた心不全(HFpEF : LVEF50%以上)、

③LVEFが軽度低下した心不全 (HFmrEF : LVEF40%以上50%未満)

に分類されます。

当院では心エコー検査と、血液検査でNT-ProBNPという心不全の時に高値を呈する血液検査が施行できます。心不全に対する専門的な治療は施行できませんが、心不全の診断と、高次医療機関への紹介ができます。

心不全ではないかとご不安な患者様は、是非当院への受診をご検討くださいませ。

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