このような症状がある方は大腸内視鏡検査をお勧めします
- 血液の混じった便が出る
- 以前より下痢になることが多い
- お腹の痛みがある
- 最近体重が減った
- 最近食欲がない
- 健診の便潜血検査で陽性になった
- 白い粘液が混じった便が出る
- 夜間に排便したくなり、目が覚めることがある
- 便の形が細い気がする
- 便の形がおかしい気がする
- 以前に大腸がんや大腸ポリープで治療したことがある
- 潰瘍性大腸炎、クローン病、腸管ベーチェット病と既に診断されている
トイレ付き個室を完備し、鎮静剤を用いた痛みの少ない検査や日帰り大腸ポリープ切除も可能です。
最新の内視鏡機器を用いて、内視鏡検査を施行させていただきます。
大腸内視鏡検査では、下剤内服用のトイレ付き個室を完備しており、周りの患者さんを気にせずに排便をしていただくことができます。
また、自宅での下剤内服も可能です。
大腸カメラで大腸内を観察する際には、空気ではなく、炭酸ガスという、体内への吸収が極めて高いガスを使用致します。そのため、検査中や検査後に、お腹の張りを感じることはほとんどありません。
15mm以下で、内視鏡治療の適応となる大腸ポリープが見つかった場合は、そのまま外来で日帰り切除することも可能です。
痛みを感じにくいように、鎮静剤を用いた検査も可能です。鎮静剤を用いた場合は、一緒に帰宅していただける付き添いの方にお越しいただくことが必要となりますが、鎮静剤を使用しない場合は、一人で車を運転して来院され、一人で帰宅していただくことが可能です。
以前に大腸内視鏡検査を受けられて、内視鏡挿入時の痛みが強かった患者さまには、最初から大腸内視鏡検査を施行せずに、大腸CT検査を施行させていただくことも出来ます。また、大腸内視鏡中に痛みが出現した場合は、大腸内視鏡を中断し、大腸CT検査を追加し、全大腸を観察することも可能です。大腸内視鏡検査は一度外来を受診いただいてからの予約となります。
AI技術を用いて大腸内視鏡検査時におけるポリープなどの病変の検出および、腫瘍性もしくは非腫瘍性の鑑別を支援する内視鏡診断支援システム「CAD EYE™(キャド アイ)」を導入いたしました。経験豊富な内視鏡専門医と人工知能(AI)のダブルチェックでより正確な検査を行います。
検査前日朝より
大腸内視鏡検査は前日より食事制限があります。
便秘がひどい患者様には、検査食をお渡しする場合があります。その際には指示に従い3食摂取してください。
検査前日21時
プルゼニド(お通じを出しやすくする薬)を2錠内服していただきます。
以降は飲水(水、お茶、清涼飲料水)のみ可能です。絶食としていただきます。
検査当日朝9時
起床後も絶食となります。飲水(水、お茶、清涼飲料水)をしていただき、当院に来院ください。
朝9時~
個室で下剤(腸管洗浄液)を内服していただきます。便が透明感のある液体になりましたら検査できます。
13時~15時
大腸内視鏡検査をさせていただきます。鎮静剤を使用した患者さんは、1時間はベットで休んでいただきます。
検査後
検査の画像の所見を説明させていただき、帰宅となります。
※生検病理組織検査:組織検査の部位の数により費用は異なります。
※日帰り大腸ポリープ切除術:ポリープの部位の数により費用は異なります。