院長のひとり言

高血圧について

師走も残すところ3週間となりました。高血圧について呟いてみたいと思います。

高血圧は脳卒中及び心疾患の最大の危険因子であり、血圧レベルと脳卒中及び心疾患の間には、連続的な正の関連があると記載されています。ざっくり申し上げますと、血圧が高くなればなるほど脳梗塞や心筋梗塞になりやすいということです。

高血圧の分類では、正常血圧、正常高値血圧、高値血圧、I度高血圧、II度高血圧、III度高血圧。孤立性収縮期高血圧という分類がされており、診察室で測定した血圧が140/90mmHg以上、家庭で測定した血圧が135/85mmHg以上で高血圧の確定診断となると定義されています。

寒い時期ですのでご自宅で血圧計を購入されて、定期的に測定されたらいかがでしょうか?

当院では高血圧の診断、食事運動指導も含めてさせていただきますし、頸動脈エコーや心エコーもさせていただきますので(診療の込み具合で後日検査は施行させていただく場合もありますが)、血圧が高くてお困りの際には、是非来院いただければ幸甚の極みです。

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