院長のひとり言

糖尿病の患者さんが気をつけるべき食事、食事の食べ方、運動について

今日は、糖尿病の患者さんが気をつけるべき食事、食事の食べ方、運動について呟いてみたいと思います。

まず、食べ方ですが、いわゆる早食いをすると、すい臓から分泌されるインスリンが作用する前に、血糖が上昇してしまうといわれていますので、食事はよく噛んで、ゆっくり時間(20分以上)をかけて食べてください。

野菜、海藻、きのこなどの食物繊維の多い食べ物をしっかり摂取しましょう。食物繊維が多い食べ物は、小腸からの栄養の吸収を緩やかにしてくれると考えられております。

野菜といいましても、イモ、カボチャ、トウモロコシなどは糖質が多いので、それらは食べすぎないようにしましょう。葉っぱの野菜はカロリーが低いものが多いため、おすすめです。

玄米や全粒粉の小麦などの全粒穀物は、食物繊維が多いのでお勧めの食べ物です。

夕食を早い時間に摂取して、夜食は食べないようにしましょう。

食事は1日3食で、規則正しく食べましょう。

飲酒は控えめにしましょう。

甘いものや脂っこいものは食べすぎないようにしましょう。

また、喫煙されている患者様は、禁煙をしましょう。

運動しましょう。車での移動が多い患者様は、歩いたり、自転車に乗ったり、できるだけ運動になる移動手段を選ぶようになさってください。

以上、ざっくりした話になりましたが、糖尿病の患者様は、食事や運動にも気をつけていただけますと、幸甚の極みです。

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