院長のひとり言

関節リウマチについて

今日は”関節リウマチ”について呟いてみたいと思います。

関節リウマチは、慢性に進行する多発性の関節炎です。

診断基準は、米国リウマチ学会と欧州リウマチ学会が、合同でリウマチの分類基準を作っております。

それによりますと、

少なくとも1か所以上の滑膜炎(関節の腫脹)があり、関節炎は他疾患では説明できない滑膜炎である患者さんの中で、

①罹患関節の数 

②血清学的因子(リウマトイド因子と抗CCP抗体)

③症状の期間 

④急性期反応物質(CRP、血沈)

以上を点数化して、6点以上で関節リウマチと診断できます。

関連記事