院長のひとり言

アルツハイマー型認知症の新規治療薬について

今日は、アルツハイマー型認知症の新規治療薬について呟いてみたいと思います。

令和5年1月16日に、株式会社エーザイが、バイオジェン社と共同開発するアルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」を、厚生労働省所管の医薬品医療機器総合機構(PMDA)に、承認申請したことが発表されました。米国、欧州に続く申請となるそうです。

レカネマブは、アルツハイマー病の原因とされるアミロイドβに対する、可溶性(プロトフィブリル)および不溶性凝集体に対するヒト化IgG1モノクローナル抗体であるそうです。

クローン病や潰瘍性大腸炎の治療に対する治療に、インフリキシマブ(レミケード®)、アダリムマブ(ヒュミラ®)、ゴリムマブ(シンポニー®)という抗TNFα抗体(モノクローナル抗体)が開発され、それらの病気にかかっておられる患者様に、それらの薬がある程度有益な効果を果たしていることを鑑みますと、モノクローナル抗体であるレカネマブも、アルツハイマー病の治療に劇的に効けばよいのにと願っております。

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