院長のひとり言 胸部・腹部大動脈瘤について 2024.05.15 本日は胸部・腹部大動脈瘤について、呟いてみたいと思います。 大動脈瘤とは、病的変化で、弱くなった大動脈の壁が広がった状態です。 胸部では、上行大動脈の径が径55mm以上、下行大動脈の径が65mm以上、腹部では大動脈の径が55mm以上になると、手術適応になるといわれております。 通常は無症状であり、胸背部痛、嗄声、血痰、嚥下障害、心不全兆候などが大動脈瘤と関連して出現している場合には、破裂が切迫している可能性があるといわれています。 破裂すると、高率に死に至る病気です。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 【肝膿瘍】について 前の記事 呑気症(空気嚥下症)について 次の記事