今日は、『急性腸間膜動脈閉塞症』について呟いてみたいと思います。
急性腸間膜動脈閉塞症は、腸間膜動脈という腸に分布する血管が、血栓あるいは塞栓により閉塞をきたし、ひどくなると広い範囲で腸が壊死する(くさる)病気です。
上腸間膜動脈に多くおこるといわれていります。
症状は、突然の強い腹痛で発症し、腸管の壊死による嘔吐、腹痛、下血、腹部膨満などをきたすといわれております。
急激に多臓器不全、全身の循環不全をおこして、死亡する可能性が高い病気です。
急激な腹痛、下血を認めた患者様は是非、救急病院への受診をご検討くださいませ。