院長のひとり言

大腸がんのリスクについて

最近の報告では日本のがんの罹患数(がんにかかった患者さんの数)において、男性の2位が大腸がん、女性の2位が大腸がん、男女あわせて1位が大腸がんといわれています。

がんの死亡数(がんで亡くなった患者さんの人数)において、男性の2位が大腸がん、女性の1位が大腸がん、男女合わせて2位が大腸がんとされています。

大腸がんのリスクをあげる要因として、飲酒、肥満、喫煙、肉類の摂取が、下げる要因として運動と食物繊維の摂取があるとされております。飲酒はビールであれば、男性は1日500ml程度、女性は350ml程度までにしておくのがよさそうです。体重は肥満にならないように管理しておくことが良いようです。喫煙されている方は禁煙していただく方がよさそうです。肉類としては、赤身の肉や加工肉(ソーセージなど)の摂取はとりすぎないようにするのが良さそうです。運動は日頃からすることが重要で、野菜・海藻・キノコなどの食物繊維は毎日摂取することが重要であるとされております。

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