院長のひとり言

”発熱性好中球減少症”について

今日は”発熱性好中球減少症”について呟いてみたいと思います。

発熱性好中球減少症(FN、Febrile neutropemia)とは、好中球が減少した患者さんが、発熱している状態を指します。

FNとは、以下の①+②の病態を指します。

  • ①末梢好中球数<500/μ L
  • ②腋窩の体温≧37.5℃、あるいは口腔温≧38℃が1時間以上持続

FNは、好中球が少ない人が熱を出している状態を指します。

入院加療が必要な病状ですので、当院に来院された患者様が、FNであることを疑った場合は、高次医療機関へ御紹介させていただきます。

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