院長のひとり言

”骨粗しょう症”について

今日は”骨粗しょう症”ついて呟いてみたいと思います。

骨粗しょう症は、米国国立衛生研究所のコンセンサス会議(2000年)で、『骨強度の低下を特徴とし、骨折のリスクが増大しやすくなる骨格疾患』と定義されております。

女性は閉経になると、エストロゲンの分泌が低下し、骨粗しょう症になりやすいとされております。

高齢女性で亀背(腰の骨が曲がる)の方が多いのは、エストロゲン分泌の低下による骨粗しょう症によるものであると推察されます。

骨粗しょう症が疑われる患者さんでは、医療面接、身体診察、骨塩定量検査、血液検査等を施行して、内服加療の適応を判断する必要があります。

また、カルシウム、ビタミンD、ビタミンKの食事量を適正な摂取量にする必要があり、適度の運動も必要とされております。

関連記事