院長のひとり言

’’肺がん’’について

今日は肺がんについて呟いてみたいと思います。

国立がんセンターによりますと、2019年度の、日本のがん死亡数(がんで死亡された人数)の1位は肺がんといわれております。(男女計1位肺がん、男性1位肺がん、女性2位肺がん)

また、2019年度の日本のがん罹患数(がんと診断された人数)は、2位肺がん(男女計2位、男性4位、女性3位)といわれております。

肺がんは、WHOの新定義では、腺癌、扁平上皮癌、大細胞癌、神経内分泌腫瘍などに分類され、神経内分泌腫瘍には、小細胞癌、大細胞神経内分泌癌、カルチノイドなどが含まれます。

肺がんの最大のリスクとしては、喫煙であるといわれております。タバコを吸うと、男性は約4.8倍、女性は約3.9倍肺がんになりやすいという報告もあります。

肺がんの症状としては、咳、血痰、胸痛、呼吸困難、嗄声(声が枯れている)などがいわれております。

当院では、胸部単純CT検査、痰細胞診検査が施行できます。

肺がんがご心配な患者様は是非、当院を受診いただければ幸いに存じます。また、喫煙している方は是非、禁煙をしていただければ幸甚の極みです。

関連記事