院長のひとり言

”溶血性貧血”について

今日は溶血性貧血について呟いてみたいと思います。

溶血性貧血は、赤血球の早期破壊が亢進して、末梢血液中の赤血球の減少、貧血となる病気です。

症状は、貧血の症状です。具体的には、立ちくらみ、頭が重い、だるい、胸が痛い、動悸、息切れがする、顔や手足が青白くなるなどです。

溶血性貧血の中には、遺伝性球状赤血球症、サラセミア、自己免疫性溶血性貧血、発作性夜間ヘモグロビン尿症、溶血性尿毒症症候群などがあります。

溶血性貧血は、血管外溶血と血管内溶血にわけられますが、両者に共通して、血清間接ビリルビン増加、便・尿中ウロビリノーゲン増加、血清ハプトグロビンの低下がみられることが多いとされております。

貧血症状がある患者様は、是非当院あるいは、お近くの内科を受診されてみてください。

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