院長のひとり言

”SIADH”について

本日は『SIADH』について、呟いてみたいと思います。

SIADHは、ADH不適合分泌症候群(syndrome of inappropriate secretion of ADH)の略称であり、ADHという抗利尿ホルモンが不適切に持続的に分泌されるため、体液が貯留して、低ナトリウム血症をきたす病態です。

低ナトリウム血症を認めた場合に、鑑別にあがる病気です。

診断は尿検査や、血液検査を総合して行います。

症状は、全身のだるさや食欲不振など、低ナトリウムの濃度により異なるとされております。

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