院長のひとり言 ”SIADH”について 2023.12.03 本日は『SIADH』について、呟いてみたいと思います。 SIADHは、ADH不適合分泌症候群(syndrome of inappropriate secretion of ADH)の略称であり、ADHという抗利尿ホルモンが不適切に持続的に分泌されるため、体液が貯留して、低ナトリウム血症をきたす病態です。 低ナトリウム血症を認めた場合に、鑑別にあがる病気です。 診断は尿検査や、血液検査を総合して行います。 症状は、全身のだるさや食欲不振など、低ナトリウムの濃度により異なるとされております。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it ”睡眠時無呼吸症候群”について 前の記事 “尿崩症”について 次の記事