院長のひとり言

”甲状腺機能亢進症” について

今日は、”甲状腺機能亢進症” について、呟いてみたいと思います。

甲状腺とは、頚部の気管軟骨の前面にある臓器で、甲状腺ホルモンを分泌します。

甲状腺機能亢進症とは、甲状腺ホルモンが過剰になった状態です。

甲状腺機能亢進症は、甲状腺ホルモンの産生が過剰になること、甲状腺の濾胞という構造が破壊されること、甲状腺ホルモンの過剰な摂取、薬剤などが原因で起こるとされております。

甲状腺機能亢進症の原因は多岐にわたりますが、まずは甲状腺ホルモンの測定で甲状腺機能亢進かどうかの判定を致します。

症状としましては、甲状腺が腫れる、動悸(脈が速くなる)、眼球突出(見た目で、目が飛び出て見える)、発汗(汗をかきやすくなる)、体重が減る、全身がだるい、手指が震える(振戦)などがあります。

甲状腺機能亢進症ではないかと思う患者様は是非、当院への受診をご検討いただきましたら幸いに存じます。

関連記事