院長のひとり言

“潰瘍性大腸炎の最新の治療”について

『潰瘍性大腸炎の最近の治療』について、述べさせていただきます。

令和4年潰瘍性大腸炎・クローン病診断基準・治療指針によりますと、潰瘍性大腸炎に対する内科的治療としては、5-ASA製剤(経口、注腸、坐薬)、ブデソニド注腸、ステロイド経口・注腸・坐薬・大量静注療法、タクロリムス、シクロスポリン、カロテグラストメチル、アザチオプリン、6-MP、血球成分除去療法、インフリキシマブ、アダリムマブ、ゴリムマブ、トファシチニブ、フィルゴチニブ、ウパダシチニブ、ウステキヌマブ、ベドリズマブなどがあると明示されております。さらに、経口ブデソニド製剤と、ヒト化抗ヒトIL-23p19モノクローナル抗体製剤であるミリキズマブが、R5年より使用可能となりました。

活動期の寛解導入療法では、軽症~劇症の患者さんの病勢に応じて、使用すべき治療法が明示されております。

また、難治例、寛解維持療法といった患者さんの状態に応じた治療指針が記載されております。

当院では、高次医療機関と連携し、ガイドラインに沿った潰瘍性大腸炎の治療を行うように努めております。

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