院長のひとり言

”パーキンソン病” について

今日は ”パーキンソン病” について呟いてみたいと思います。

パーキンソン病は、ふるえ(振戦)、動作がゆっくりになる(動作緩慢)、筋肉が固くなる(筋強剛、筋固縮)、転びやすい(姿勢保持障害)などを、主な症状とする病気です。

50歳以上で起こることが多いといわれております。

病理学的には、中脳の黒質にある、ドパミン産生細胞の変性や脱落が中心であり、ドパミン産生細胞が変性したり脱落したりする理由はわかっていないものの、ドパミン産生細胞の中にαシヌクレインというたんぱく質が凝集して蓄積し、ドパミン産生細胞が減少すると考えられております。

当院では、パーキンソン病に対する専門的な治療はおこなうことはできませんが、神経内科の専門の先生にご紹介することはできます。

パーキンソン病ではないかと思われる方は是非、神経内科あるいは、当院への受診をご検討くださいませ。

関連記事