院長のひとり言

尿検査につきまして

今日は、尿検査について呟いてみたいと思います。

当院では、三和化学研究所のビジュアルリーダーIIを使用して、尿定性検査を施行しております。また、外部の会社に委託しておりますが、尿沈渣や、尿の細胞診検査も施行しております。

尿定性検査では、尿に血液が混じっていないか(尿路結石や、尿の悪性腫瘍などを疑う所見)、たんぱくが混じっていないか(慢性腎臓病などを疑う所見)、膀胱炎などの尿路感染症を疑う所見がないか、尿に糖が混じっていないか(糖尿病などを疑う所見)、尿にケトン体(重症糖尿病、飢餓、脱水などを疑う所見)やビリルビン(肝炎や胆汁のうっ滞を疑う所見)などがでていないかの判定が約5分で可能です。

おしっこをするときに尿道が痛い、おしっこをしたけど残尿感がある、おしっこの回数が

普段より多い気がする、慢性腎臓病で蛋白尿がないかを確認したいなど、尿に不安を感じる人は是非、当院で尿検査を受けてみてください。

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