院長のひとり言 『急性腸間膜動脈閉塞症』について 2024.09.19 今日は、『急性腸間膜動脈閉塞症』について呟いてみたいと思います。 急性腸間膜動脈閉塞症は、腸間膜動脈という腸に分布する血管が、血栓あるいは塞栓により閉塞をきたし、ひどくなると広い範囲で腸が壊死する(くさる)病気です。 上腸間膜動脈に多くおこるといわれていります。 症状は、突然の強い腹痛で発症し、腸管の壊死による嘔吐、腹痛、下血、腹部膨満などをきたすといわれております。 急激に多臓器不全、全身の循環不全をおこして、死亡する可能性が高い病気です。 Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 腸閉塞について 前の記事 『放射線性大腸炎』について 次の記事